神田発。団塊不動産屋のまじめな話::「東北縦貫線」問題

神田駅が巨大な壁になって、駅前を暗くします。

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2007年06月13日

公述人になりました。

昨日、東北縦貫線整備事業にかかわる環境影響評価書案についての「都民の意見を聴く会」に参加し、公述人の一人として意見を述べました。会の存在を全く知らなかったのですが、この欄での私の主張を見ていたAさんたちからのお誘いがありましたので急遽応募しました。会では13人の供述人が意見を述べましたが、予想どおり重層化に対しての反対意見ばかりでした。しかしながら、これまでの経緯においても、地元説明会その他さまざまな場において反対意見が出ているにもかかわらず、JR側は既成のレールの上を粛々と進めてきています。今後もおそらく、当初予定の基本手続きに従って事業を推し進めて行くであろうことは容易に想像できます。ただ、日本の玄関口である東京駅すぐ傍に、およそ1.3kmに亘り8階建ビル相当の建造物が出現し、その高所をジエットコースターのように列車が走るなどという暴挙が容認されるものでしょうか?超過密な都心部を縫うように走る危険性が想像できないのでしょうか?環境面でも、無機質な人工物が視界を遮断し、風の道をふさいでしまうであろうことは検証するまでもなく容易に想像できる筈だと思うのですが、計画を推進しようとしている方々は本気で問題はないと考えているのでしょうか?
 久しぶりに書き込みました。
 今回思いがけず、この欄からの読者よりの直接の呼掛けがあったわけですが、読まれていることを改めて感じました。肩に力を入れず綴ってみようと改めて感じています。

投稿者 Lakanda : 09:47 | コメント (12705) | トラックバック

2006年04月23日

日経に見る「東北縦貫線計画」

4月22日付け日経朝刊に「東北縦貫線計画」についての記事が掲載されていました。タイトルは「素通り神田」、「商店主ら難色」で、2009年度末までに東海道本線と東北本線等の列車を直通させて通勤ラッシュ緩和と利便性アップを目指すJR東日本の計画に対し、神田の一部住民や商店主の反対で運転開始が遅れることを懸念した記事の内容に受け取りました。JR側の決定事項に対し「環境悪化ばかりでメリットが少ない」という単なる住民エゴで反対しているかのような論調でした。しかしながら記事で名指しされた商店主の一人の私も含め反対者の大多数は縦貫線構想そのものを反対しているわけではないはずですし、通過されることをもってして反対しているわけではないとおもいます。記事にもありましたが、わずか6~8mの道路をはさんで今でもビルの5階t部分を走行している新幹線の更に上に軌道敷きを建設し、おおよそ8階(当社ビル屋上よりも高い)に相当する高さの所を走行させるという計画が問題なのです。記事の結びに縦貫線構想には「神田駅前後の600mは新幹線の上しか場所がない」というJRの発表を何等の論評もせずそのまま掲載していましたが、現在の技術力をもってすれば他の方法はいくらでもある筈です。そもそも原点に返って考えるなら、縦貫線によって大宮~品川間が10分短縮される予定だそうですが、その為に危険を省みず300億もの予算を掛け、万里の長城のような愚物を建設するなど今時ほんとうに必要なことなのでしょうか。現場を見ればこの構想がいかに常軌を逸しているかがわかるはずですから、神田に下車した折は是非新幹線側を歩いて見てください。

投稿者 Lakanda : 16:00 | コメント (5209) | トラックバック

2006年03月19日

意見交換会に参加しました

今日、神田駅東地区整備協議会主催による「東北縦貫線に関する意見交換会」があり参加しました。

今、我が町会を含めた神田地区における重大な関心事は「東北縦貫線」問題です。
これまでのJR側の説明によるこの計画の内容は、現在上野が終着駅となっている東北・高崎線、常磐線の一部を東京駅に乗り入れさせ、それにあわせて東海道線との直通運転を目指しているものだそうです。計画自体は列車の混雑緩和・速達性の向上を目指す一私企業としての事業計画であり当然反対できるものではないことは私自身理解できますし、他の住民の方々も同様の意見だと思います。

しかしながらその方法論が問題です。
JR事業概要及びこれまでの説明によれば、神田駅付近約1.3km区間(北は総武線位置から南は首都高速位置まで)について東北新幹線高架橋を重層化するというもので、実現すればビルにすると8階部分見当の高所で且つ2車線のみの狭い軌道上を一日1400本の列車を通過することになり、安全性はもとより、騒音・風等の環境面、景観など工事中も完工後においても周囲に対する影響は計り知れないものであり到底容認できものではありません。。

物理に素人の私らの感覚ですから当てにはできないでしょうが列車のような重量物が曲がりくねった軌道上を走行するにはピラミッド型にして下部を安定させる必要があるはずなのに、直角に立ち上がった壁の上を走行させようとするのはどう贔屓目に見ても安全性を主張する側の理屈は通らないように思います。
どうしても直通運転の必要性があるなら、都心の心臓部である一等地空間を未利用のまま、上下四車線を平屋?で100年近く利用し続け、明らかに老朽化が目立つにもかかわらず部分補修でお茶を濁しているとしか思えない山手線・京浜東北線を重層化するなりの根本的な改良工事を実施し、品川~上野間の動脈部分について再編成をすることが先決ではないでしょうか。

目先の短絡的な効果を求めるのではなく将来を見据えた事業計画を目指して欲しいものです。高速道路を取り壊し日本橋を取り戻そうとの論議のある今、、すぐ傍に、安上がりの方法だからという理由だけで、万里の長城のような歴史的愚物を作ってしまったら世界中の笑い者となり、子々孫々からの恨みを買うことも間違いないものと確信します。

投稿者 Lakanda : 10:48 | コメント (6701) | トラックバック

2006年02月19日

新春を集う会

昨日は神田一番街商店会の「新春を集う会」が隣の東園さんで開催され、鍛冶町2丁目三村町会長及び鈴木千代田区議を来賓としてお迎えし総勢20人ほどが集まりました。当然のことながらは新幹線重層化が話題となり、会長らからは神田駅周辺各町会及び会員間で温度差があることが報告されました。この問題で最も影響を被る我が町会あるいは商店会としては、何も縦貫線構想そのものを反対しているのではなく、その方法論に関して異議を述べているということで意見の一致を見ています。つまり乗り入れそのものについて反対しているのではなく、まず重層化ありきというJR側の考え方に反対なのです。現代の先端技術をもってすればどのような方法も可能な筈ですから、たった一つの方法に固執せずあらゆる可能性を考慮し、将来に禍根を残さない選択をして欲しいのです。3月18日にはこの問題に関する集会が今川中跡で催されるそうですので、積極的に参加し皆さんで良い知恵を出し合いましょう。

投稿者 Lakanda : 11:28 | コメント (6440) | トラックバック

2006年02月10日

東北新幹線重層化問題

神田一番街商店会を含むJR神田駅沿いの商店会及び町会にとって、現在最も重要な議題は、東北新幹線上に新たに線路を敷設し、宇都宮・高崎・常磐の各線を東京駅に乗り取り入れるというJRの計画です。実現すればおよそ8階建てのビルの高さに相当する位置を走行することになるとのことで、秋葉原駅から東京駅まで万里の長城のような壁ができるわけで、地震などの災害によるリスクもさることながら外観からも又周囲の環境にも大きな影響が出ることが必至です。特に現在走行中の新幹線沿い(神田駅東口・、南口側)は、巨大な壁の直下になり、わずか6mの道路をはさんで位置する当社ビルも含め大きな影響を受けることになります。私の出身は常磐線を利用する茨城県ですから便利になるのは賛成ですが、あまりにお手軽な建設計画である現行計画には反対の立場です。日本橋を通る高速道路を無くそうという現代に、莫大な費用を使って美観のかけらもないものを都心のど真ん中に作る必然性は認められないという立場にたちます。どうしても建設推進をするなら、安全性を考慮して、山手線あるいは京浜東北線上を利用することを検討すべきと思います。むき出しの橋梁を見る限り両線とも素人目にも相当傷んでいるように見受けられます。劣化した動脈である在来線の本格的な工事を施行した上で、未利用である両線の広大な上空を重層化すべきと思いますが皆様のご意見はいかがでしょうか。

投稿者 Lakanda : 16:08 | コメント (7748) | トラックバック

 
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