神田発。団塊不動産屋のまじめな話 

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2006年07月25日

太陽光発電

今年は梅雨明けが遅れており、行楽地は大変なんでしょうね。先に、長年日本の指定席だった太陽光発電の座をドイツに奪われたとの記事を読みました。ドイツが1位となった理由は、電気の買取価格を1kW当り70円以上に値上げしたことによるそうで、ここ2年間で100万kWも増えたそうです。その間日本は40万kWしか増えておらず逆転したとのことです。これまで日本が太陽光発電世界一だったのは、住宅に設置する際の補助金が効いていたからで、その補助金がどんどん減らされ、今年度はついに無くなってしまい、現在は電力会社がわずか20数円で買い上げてくれることだけメリットだそうで、政策の差が普及の勢いを削いでしまったと記事中で嘆いていました。太陽光発電パネルの生産は日本が48%(05年)を占めているとのことですから、ドイツに比べ日照量が格段に多く、技術も強いのにかかわらず、普及が伸び悩む現状は指摘されてみると本当に嘆かわしい限りです。エネルギー問題は地球全体としても又国家としても最重要政策の一つな筈ですし、吉永さゆりさんがシャープ(パネル生産量日本一)の宣伝をしていますが、不動産業界としてももっとアピールし補助金を復活させ、普及に努めることにより、業界活性化の起爆剤になる可能性も秘めた製品ではないかと感じた次第です。

投稿者 Lakanda : 17:13

2006年07月16日

ゼロ金利解除

報道の通り、5年4ヶ月ぶりにゼロ金利が解除され、91年以来ほぼ15年ぶりに金利上昇局面を迎えることとなりました。異常事態が終息し、やっと正常に戻ったわけですから基本的には歓迎すべきことなのでしょうが、久しく金利などを気にもせず、すっかり異常状態に慣らされてしまったた身にはいささか不安感の方が先に出てしまいます。
 我が不動産業界においてはすぐにも連動される住宅ローン等の金利上昇が最も気になる所で、過去の利上げ局面では、概ね5回程度の上昇改定があったとのデータもあるようです。金利高を嫌気しての買い控えが起こるであろうことはまず第一に予測できるわけですが、一方インフレ期待による先物買い需要も又考えられます。金利上昇が一概に不動産不況に向かうとも言い切れないようで、どちらにころぶのかは「神のみぞ知る」ものであり、今後の市場動向が気になります。
 何はともあれ、「これから一年で家計に流れ込む利息分が、金利上昇分を差し引いても4200億円になる」という試算があるようですから、そのお金がいったいどこに向かうのか多いに興味が湧きます。

投稿者 Lakanda : 16:22 | コメント (5980) | トラックバック

2006年07月09日

本因坊「秀策」

 先週、NHKの番組「その時歴史が動いた」に江戸時代の棋士本因坊「秀策」が登場しました。茶道や華道などの多くの分野で家元制度が整備され文化爛熟の江戸時代にあって、秀策は、幕末時代に碁の分野において12年間で御城碁19連勝という大記録を成し遂げ、秀策流と名づけられた布石と共に名実共に兼ね備えた家元として歴史にその名を残し、その後の日本が囲碁大国となる礎となりました。今では碁は大衆化され、ネットで世界中の相手と手軽に碁を打てますし、世界中のタイトル戦や名人の碁を見ることもできるありがたい時代となっています。反面、番組で見られたような、武術・芸術はもとより日常事までをもを厳しい修業と捉え「道」として昇華させてしまうという日本の古き良き「修業文化」は既に廃れてしまっています。又、一部に残る家元制度も形骸化しており、碁界においては家元制度はなくなってしまい、それと軌を同じくするように、日本の碁はかつての勢いは全く失せ、世界に通じなくなってしまいました。現在の日本の全ての分野で一本筋が通ってないように感じるのは、この「道」の美学が失われてしまっていることも一つの原因なのではないでしょうか。生きていく上で、ひとつのことを極め、生涯をかけるというのは非常に美しいことのように思うのですが、そういったことを称え・尊重し・伝承する雰囲気が確実に失われているように感じます。
 こうなったら、せめて好きな「碁」の世界には、勝負と同時に改めて「道」あるいは「美学」(「大竹美学」良い響きですね)を持ち込み、この先、碁の総本山である日本棋院が先頭となって「道」としての囲碁を普及し、結果、囲碁大国となり、「囲碁道」を極めつくした研ぎ澄まされた武士あるいは修業僧のような達人が誕生し、再度日本の碁界を世界一の座に復帰させる時代を仰ぎ見たいものです。
 その時どんな歴史が動いたのかはいまいち不明でしたが、囲碁ファンとしては一般番組で碁が主要テーマとして取り上げられたことに関し素直にうれしくおもいながらも、何かと考えました。

投稿者 Lakanda : 13:20 | コメント (9511) | トラックバック

 
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